電設工業展の製品コンクール、13製品選定
2019/6/21 東京版 掲載記事より
日本電設工業協会(電設協、後藤清会長)は6月14日、第67回電設工業展「JECA FAIR(電設工業展)2019」に合わせて実施した製品コンクールの入賞製品13点を選定した。防災用LPガスエンジン発電機・3kVA(関電工)を国土交通大臣賞に、放電検出ユニット(日東工業)を経済産業大臣賞に、オンサイトEL測定サービス(トーエネック)を環境大臣賞に選んだ。
製品コンクールは今回で58回目。エントリー製品は過去最多の63点だった。特に今回は防災・減災や生産性向上に関連した製品が多かった。
防災用LPガスエンジン発電機は、従来の災害用発電機と比べて燃料が劣化しにくく、長時間の稼働が可能な点が評価された。
放電検出ユニットは、目視できない壁内配線などで発生した火花放電を検出し、火災を防ぐ。従来の検出器よりも検出範囲が広いのが特徴。
オンサイトEL測定サービスは、太陽電池の異常箇所を、取り付け架台から取り外すことなく点検できる。ドローンと併用すれば、大量の太陽光発電を効率的に点検できるという。