- Q消防設備に使えますか?
- A
本発電機は、消防法上の消防設備(※1)向け非常用発電機(※2)とは異なります。
また、建築基準法上の建設設備の予備電源(※3)とも異なりますので、ご注意ください。
本発電機は、BCP対策として、72時間以上の長時間の稼動を得意とし、停電時のバックアップ電源として活躍します。
※1 消防設備とは
https://www.jeea.or.jp/course/contents/11204/
※2 非常用発電機とは
停電に備え、消防法により義務付けられた建築物の防災設備(屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、非常用照明装置等)の非常時の電源となるものをいう。
※3 予備電源とは
建築基準法により常用電源が停電した場合に備え、特定の建築設備(排煙設備、非常用の照明装置等)に設置が義務づけられている電源(自家用発電装置又は蓄電池設備)をいう。
- Q関電工の一括サポートとは?
- A
- パートナーのLPガス供給事業者
関電工では、パートナーのLPガス供給事業者と連携しています。
このLPガス事業者が、燃料供給と保守メンテナンスを行います。 - 燃料の補給、交換
燃料補給は、ガス容器ごと交換します。
軽油と異なり劣化しにくいため、経年に伴う交換は不要です。
ただし、容器は5年毎の保安検査が必要です(容器は取り替えとなります)。 - 災害時
東日本大震災後に整備された「災害時対応中核充填所」(停電時でも稼動)をサプライチェーンの中核に据えることで、安定的に供給できる体制を整えています。
パートナーの関連記事はこちら
保守メンテナンスはこちら
- Q非常用発電機とは何が違うのですか?
- A
消防法により義務付けられている建築物の防災設備(屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、非常用照明装置等)や建築基準法により義務付けられている特定の建築設備(排煙設備、非常用の照明装置等)を供給対象としていない点が異なります。
- Q発電機が供給する電気の品質は?
- A
50/60Hz交流100V(単相2線)です。
本発電機はインバーター発電機です。エンジンの回転エネルギーを、発電機を通じて交流電力にし、その後一度直流電力に変換し、最後にインバーターを通じて商用電力と同じ品質の交流電力に変換して供給します。
- Q実績はありますか?
- A
高齢者施設、自治体、民間企業等に多数導入をいたしております。
・厚生労働省補助金を活用した、高齢者施設(グループホーム、特別養護老人ホーム等)への設置
・自治体避難所への設置
・民間企業の災害対策本部、防災本部の拠点となる施設への設置
- Q電気主任技術者の設置が必要なのでしょうか?
- A
本発電機は 10kW未満ですので、電気事業法における「自家用電気工作物」には相当せず、電気主任技術者の選任と保安規程の届出は不要です。
- QLPガスの取り扱いは誰がやるのでしょうか?
- A
お客さまとの燃料供給契約にて、関電工と連携したLPガス供給事業者(保安業務有資格者)が担当します。
パートナーの関連記事はこちら
- QLPガス保安上の緊急時の対応は誰が行うのでしょうか?
- A
緊急時には、LPガス供給事業者(保安業務有資格者)が速やかに適格な措置を講じます。
パートナーの関連記事はこちら
- Q長時間運転する場合には、LPガス容器をどのように設置したらいいのでしょうか?
- A
50kgシリンダー容器を自動切替弁を交えて多数連結して設置します。これにより、連続稼動時の燃料の補給が不要となります。
- QLPガス容器の保管に必要な資格はあるのでしょうか?
- A
300kg未満(例:50kg容器×5本、30kg容器×1本)までは、消防署への届出が不要です。300kg以上の場合には、消防署への簡単な届出が必要となります。
- Q燃費はどの程度でしょうか?
- A
72時間の連続稼動を想定する場合には、50㎏のガス容器を2本設置することになります。
- Q発電機の動作可能の周囲温度を教えて下さい。
- A
-5℃〜40℃です。
- QLPガス容器は、防災備蓄倉庫など、室内に備蓄することはできますか?
- A
室内での保管はできません。
LPガスは、
- 風通しがよいこと、
- 40℃を超えないこと、
- 発火物から2m以上離れていること
が求められています。
- Q40秒以内の電力供給ではなく、無瞬断での電力供給は可能でしょうか?
- A
UPS(蓄電池)との組み合わせで可能です。
- Q遠隔で動作状況を確認できるのでしょうか?
- A
通信機能を搭載しており、オプションとして、発電機を遠隔監視するしくみを構築することで確認できます。(通信回線は別途契約が必要となります)
みまもりサービスはこちら
- Q配電線が来ていない地域で、独立電源として利用することは可能でしょうか?
- A
UPS(蓄電池)との組み合わせで可能です。ただし、個別の運用に適したUPSの選定が必要になります。
- Q容量サイズの大きい発電機はありますか?
- A
50kVAの高効率LPガス発電機を2024年度に発表する予定です。販売は2025年度を予定しています。
- Q地域で開催する防災展への出展をお願いできますか?
- A
info_lpgg@kandenko.co.jpにメールでお問い合わせ下さい。対応させて頂きます。
- Q発電機のメンテナンスは関電工が行うのでしょうか?
- A
保守メンテナンスは簡単で、関電工と連携したLPガス供給事業者が行います。また本発電機のメンテナンスを実施するのは製造会社から認定された会社様です。
パートナーの関連記事はこちら
- Q保守メンテナンス価格はいくらでしょうか?
- A
お客様のご要望により異なりますが、年間10万円程度となります。
保守メンテナンスはこちら
- Q設置工事はどのようなものになるのでしょうか?
- A
大きく分けて(1)電気工事 (2)ガス供給工事の2つです。
- 電気配線工事、分電盤の切替工事(必要に応じて)がございます。
- LPガスボンベを設置する架台組立、ガス配管設置、発電機接続等がございます。
設置工事説明書はこちら
- Q燃料の調達及び補給は誰が行うのでしょうか?
- A
関電工と連携した地域のLPガス供給事業者が行います。
パートナーの関連記事はこちら
- Q発電機の保証期間は?
- A
1年です。